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【格付け #3】「口ゲンカ」最強決定戦! 映画史上最も“生意気なキャラクター”ベスト10

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口撃の達人は誰だ


ああ言えばこう言う。


長く険しい人生という道のりを制覇するには、敵の“口撃”をスルリといなす巧妙さとズル賢さが必須であり、当然ながらそれは銀幕のスクリーンにおいても当てはまることだ。


豪腕と怪力を投げ捨て、トリッキーな口先の振る舞いによってよもやの脚光を浴びてしまうしたたかなキャラクターが存在する。

 

そこで当記事のテーマは、

 

「最も生意気な口げんか最強キャラ」

 

の格付けだ。

 

対象の定義としては、豪腕にモノを言わせて自らの主張を通すのではなく、あくまで高い知性や理屈、言論によって存在感を発揮するタイプの、広義での“生意気なキャラクター”である。


各項目ごとの採点と共に最後までお楽しみ下さい。

 

 

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生意気な皮肉屋ベスト10

 

 

 

第10位:テディ・ドチャンプ/『スタンド・バイ・ミー』

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【知性】☆
【饒舌】☆☆☆☆
【ボキャブラリー】☆☆
【義理人情】☆☆☆☆
【カリスマ性】☆


彼と1泊2日の旅にさえ出発すれば、すべてが分かる。どんな些細な事象であっても、テディにかかれば立派な“口争”のキッカケとなり、相手が根負けするまでそのマシンガントークは止まらない。

だが、弱点もある。彼の前では絶対に父親の話題は出さないことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第9位:エリン・ブロコビッチ/『エリン・ブロコビッチ』

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【知性】☆
【饒舌】☆☆☆☆
【ボキャブラリー】☆
【義理人情】☆☆☆☆☆
【カリスマ性】☆☆☆


“大人の口ゲンカ”には、時として最低限のルールやマナーが付きまとうが、エリン・ブロコビッチには関係の無い話だ。

彼女は自らの信念に従うことで、とてつもなく巨大な敵から390億円もの和解金を勝ち取り、正義とは何かを示した。

 

 

 

 

 

 

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第8位:リッチー・リッチ/『リッチー・リッチ』

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【知性】☆☆☆☆
【饒舌】☆☆
【ボキャブラリー】☆☆☆
【義理人情】☆☆☆☆
【カリスマ性】☆☆☆


たかが“ガキ”だと思っているなら、あなたにはリッチ家のゲートをくぐる資格はない。彼の父親は総資産7兆円を誇る偉大な富豪であり、この世に購入できないものなど存在しないのだ。

幼少期より帝王学を学び、自宅ではジェットコースターやハンバーガーショップへ駆り出すこともできる。もちろん優秀な世話役を擁していたことも、リッチーにとってプラスに働いたのは言うまでもないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7位:テッド/『テッド』

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【知性】測定不能
【饒舌】MAX
【ボキャブラリー】☆☆☆☆☆
【義理人情】☆☆
【カリスマ性】☆


その愛くるしい風貌に騙されてはならない。下劣なワードと過激なブラックジョークをふんだんに織り交ぜることで、この人形は自らの快楽と存在意義を確立していく。

ときに意外なほどの腕力を発揮するが、彼ほどの雄弁さがあればその必要性は皆無かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第6位:クロエ・オブライエン/『24 -TWENTY FOUR-』

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【知性】MAX
【饒舌】☆☆☆☆
【ボキャブラリー】☆☆
【義理人情】☆☆☆☆☆
【カリスマ性】☆☆☆


ジャック・バウアーが無謀な一匹狼でいられるのも、この優秀なエンジニアが存在するからだ。

たとえ国の法律や大統領命令であっても、クロエのジャックに対する忠誠心を揺さぶることは不可能であり、同時に彼女を凌ぐほどの上級分析官を探すこともまた極めて困難な作業である。

 

 

 

 

 

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第5位:ドンキー/『シュレック』

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【知性】測定不能
【饒舌】MAX
【ボキャブラリー】☆☆☆
【義理人情】☆☆☆
【カリスマ性】測定不能


エディ・マーフィーという強烈な後ろ盾を持ったこの4本足のマスコットにとって、緑色の怪物を手なづけることなど至って容易なミッションである。

彼から知性を感じ取ることは少ないが、その饒舌ぶりは他を圧倒するほどに群を抜いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4位:久利生 公平/『HERO』

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【知性】☆☆☆☆☆
【饒舌】☆☆
【ボキャブラリー】☆☆
【義理人情】MAX
【カリスマ性】MAX


暴かれるべき真実に黒い布が被せられたとき、久利生公平はやってくる。

六法全書を全身に染み込ませ、溢れんばかりの正義感を抱く彼の存在は、こと法治国家においては脅威そのものだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3位:ジョーダン・ベルフォート/『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

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【知性】☆☆☆☆☆
【饒舌】☆☆☆☆
【ボキャブラリー】☆☆☆☆
【義理人情】☆☆☆
【カリスマ性】MAX


いかにもきな臭い「需要と供給」が成立すれば、その背後にはいつもベルフォートの笑みが見え隠れする。

彼にとってペニーかペンスかは問題ではなく、重要なのは自らの“金言”を首を長くして待っている買い手が存在するという事実に他ならない。

この上ない美貌を誇るブロンドの妻も、絢爛豪華なNYのタワーマンションも、彼にとってはいち通過点に過ぎなかったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2位:マーク・ザッカーバーグ/『ソーシャル・ネットワーク』

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【知性】MAX
【饒舌】MAX
【ボキャブラリー】☆☆☆☆☆
【義理人情】測定不能
【カリスマ性】MAX


20億人ものユーザーを配下とし、国境を超えた"住基サービス"が世界のネットワークを牛耳っている限り、ザッカーバーグの舌は縦横無尽に回り続けることだろう。
もちろん、わずか10年足らずにおいてその偉業を達成できたのは、決して彼がオタクだったからではない。それは彼が最低の人間だからだ。

 

 

 

 

 

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第1位:ジョーカー/『ダークナイト』

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【知性】MAX
【饒舌】☆☆☆☆☆
【ボキャブラリー】☆☆☆☆☆
【義理人情】測定不能
【カリスマ性】MAX


こぼれ落ちるほどのシニカルと抜け目ない狡猾さを両手に握り締め、反権力を掲げ始めたなら、あなたも立派なジョーカーだ。

ゴッサムシティに闇をもたらすこの危険な男とは、間違っても銀行強盗を共謀することはオススメできない。あなたが札束の山を拝むころ、すでに背中には銃口が向けられていることだろう。

 

 

 

 

 

 

以上、10人の雄弁なキャラクターたち

 

 

彼らと口ゲンカをしなければならない時は、相当の覚悟を持ち合わせる必要がある。


可能ならば、敵対関係の構図を作ることなく、彼らの傘下に付け入ることを推奨する。

 

 

 

 

 

 

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