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総製作費1000億円! J・キャメロンの新『アバター』4部作はこうなる!? 現地最新情報まとめ

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世界が待ち望む特大級のプロジェクト


映画界がジェームズ・キャメロンを欲しているように、彼もまた新たな神話の創造を求めている。


数々の名作を生み出し、2009年にはSF大作『アバター』で歴代最高となる2700億円もの世界興収を記録した“最強のヒットメーカー”が、広大なスケールでその続編シリーズを製作中だ。


当初は2018年の全米公開が予定されていた『アバター2』(仮題)だが、キャメロン監督にとっては“納期”など何処吹く風。2016年から2017年にかけては、劇中に登場する架空の衛星パンドラの文化や生態系、植物に関する研究に明け暮れ、昨年末頃にようやくキャスティング作業が完了するという相変わらずの“超マイペース”ぶりを遺憾なく発揮している。


徐々にベールを脱ぐ、超大作


今回は、現在までに決定もしくは発表されている『アバター』続編のキャスティング、ストーリー、公開日に関する最新情報を総ざらいまとめていく。


もちろんこれから列挙する情報はあくまで暫定的なものであり、今後どのような変更が施されるかはキャメロンのみぞ知る話である。

 


新キャストに関して


すでにパート1からの続投が決まっているキャストは4名。前作でパンドラの原住民ナヴィと接触し、最後には彼らと共に人間への反旗を翻すことになる元海兵隊ジェイク・サリーを演じたサム・ワーシントン。そして、そんなジェイクと異種ながら恋に落ちるオマティカヤ族の勇敢な女戦士ネイティリ役のゾーイ・サルダナに加え、その母親役を演じたC.C.H・パウンダー、さらにアバター計画を率いていた植物学者グレイス役のシガニー・ウィーバーの4人だ。


新キャストも続々と発表されつつあるが、最も興奮を集めたのはケイト・ウィンスレットの出演決定だろう。


もちろん、彼女が1997年に史上最も有名な豪華客船に乗り合わせてしまったことは大きな災難だったが、その後のファンタスティックなキャリアを考慮すれば、彼女にとってキャメロン監督は紛れもなく恩人と言えるはずだ。


ロナルという役名を与えられた、という情報以外にケイト・ウィンスレットが演じる役柄の情報は現時点で明かされていないものの、キャメロン監督はインタビューにて「彼女とまた仕事ができて最高に嬉しいし、ロナル役を演じる姿を見るのが待ちきれない」と言及している。


なお、他にも喜劇王チャールズ・チャップリンの実の孫である新人女優ウーナ・チャップリンや、ジェイクとネイティリの次男役として12歳の若手俳優ブリテン・ダルトンの参戦も決定。彼は昨年10月4日に自身のtwitterアカウント上で「いよいよアバター2の撮影初日だ!」と興奮のつぶやきを投稿している。

 

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気になるストーリーは!?


もちろん秘密主義で知られるキャメロン監督が、渾身の話題作である『アバター2』のあらすじを惜しげもなく公開することなどあり得ない。だが、断片的な情報や物語の設定などは徐々に広がりつつあり、それらを以下に列挙する。

 

 

同シリーズの製作を務めるジョン・ランドーが、昨年6月にバルセロナのイベントに出席し「第2弾だけでなく、第5弾までの壮大な脚本がようやく完成した」と発言。

 

同じくランドー氏はイベント内で「新アバター4作品の壮大なストーリーはジェイクとネイティリ、そしてその子供たちを中心に描かれるが、それぞれが単独作品として機能し、各パートにエンディングがある。4作品すべてを俯瞰で眺めれば、それらは壮大なサーガという見方が一般的だろう」ともコメントした。

 

ウーナ・チャップリンの役名が“ヴァラン”と発表され、その役柄は「強くてたくましい女性で、物語の中心的なキャラクター」であることが明らかに。

 

キャメロン監督本人が米variety紙に対し、「続編シリーズはジェイクとネイティリ、そして2人の子供が中心であり、人間とナヴィ族の争いを背景とした家族の物語だ」と発言。

 

同インタビュー内で製作と公開の遅延に関して聞かれたキャメロン監督は、「重要なのはいつ続編が完成するかではない。いかに全シリーズをリズミカルに公開できるかにかかっている。なるべく短いスパンで公開させるし、必要ならば公開予定日はいつでも変更する」とコメント。

 

『アバター2』では人間とナヴィ族による対立の起源にスポットを当て、2つの部族が争うことになった経緯を描くのではないかと報じられ、パート1よりも過去のパンドラが描かれる可能性があるという。

 

ネイティリらの属するオマティカヤ族の他に、メトカイナ族という新派閥が登場。

 

人間がパンドラに建設したヘルズゲートと呼ばれる居住基地が新たに登場し、同基地には“パンドラ出身の地球人”も暮らしている。彼らは人間として生まれるも、地球よりもパンドラでの生活に愛着を感じている。

 

4作品を同時製作するという前代未聞の一大プロジェクトに費やされる資金は、約1100億円を超える。

 

 

以上が現時点でGoGo郎が手にした断片的な『アバター』新シリーズに関する情報。

 

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“リズミカルな”公開予定日


20世紀フォックスによれば、


『アバター2』は2020年12月18日

『アバター3』は2021年12月17日

『アバター4』は2024年12月20日

『アバター5』は2025年12月19日にそれぞれ全米公開を予定されている。


当初は『アバター5』製作は予定されておらず、脚本執筆中のキャメロン監督が新たに追加での製作を発表。彼にとって、『アバター』シリーズのプロジェクトは監督キャリアの集大成ともいえる大仕事となりそうだ。


最後に、彼の言葉をもう一つ紹介したい。


ある日、1人のリポーターが遅々として『アバター』の続編が撮影にすら突入せず、公開日の予定が大幅に遅れている現状についてキャメロン監督を直撃したところ、名匠からは次のような返答が施された。


「私がこの作品に多くの手間と時間、熱意を捧げるのは、1作目の記録的な大ヒットが単なるまぐれではないということを証明したいからだ」


当然ながら、ジェームズ・キャメロンという男の華麗なるフィルモグラフィーに、一切の“まぐれ”が含まれていないことは世界中が知っている。


我々ファンにできる唯一のことは、ただ待つということだけだ。

 

 

 

 

 

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