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日本の人気SF漫画と巨匠ジェームズ・キャメロンがタッグ! 「僕のアイディアをしっかり活かした」

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いよいよベールを脱ぐ!

2018年の夏、世界は日本生まれのSFアクション超大作に熱狂することになりそうだ。木城ゆきと原作のファンタジー格闘漫画『銃夢』を実写化した最新作『アリタ:バトル・エンジェル』が、今夏に公開されることが決定した。

集英社の人気雑誌「ビジネスジャンプ」にて1990年から1995年まで連載された同作は、記憶を無くした全身サイボーグの戦闘少女ガリーによる孤独な戦いを描いた物語。連載終了後も長年にわたり多くの子供たちを魅了したこのSF漫画へ熱視線を浴びせ続けてきたのは、泣く子も黙る巨匠ジェームズ・キャメロンである。

“サイボーグ”と決して無縁とは言えないキャリアを過ごしてきたこの天才フィルムメイカーは15年以上も前から『銃夢』の実写化を切望し、晴れて製作と脚本という要職を確保。監督を務めたのは『スパイキッズ』や『マチェーテ・キルズ』で知られる“ラテンのアクション王”ロバート・ロドリゲスだ。

実力派がズラリ

もちろん豪華なのはその製作陣だけではない。サイバー・ドクターのイドをオーストリア出身のベテランオスカー俳優クリストフ・ワルツが演じたほか、同じくオスカー俳優のジェニファー・コネリーやマハーシャラ・アリといった実力者も脇を固めている。また、今作の目玉キャラクターであるアリタは全編モーションキャプチャーによるCGで描かれ、その大役を射止めたのはカナダ出身の22歳、ロサ・サラザールとなった。

今作で監督を担ったロドリゲスは巨匠ジェームズ・キャメロンとの初タッグに「彼と共に映画を製作するチャンスをずっと心待ちにしていた」と興奮。一方のキャメロンも「彼は監督という仕事をとても楽しんでやっていたよ。僕の脚本やアイディアをしっかりと活かしつつ、作品自体は彼のモノになったと思うね」と話している。

『ターミネーター2』や『エイリアン2』、『タイタニック』、さらには『アバター』など常に時代を彩る話題作を世に放出してきたキャメロン監督だけに、『アリタ:バトル・エンジェル』も2018年の映画界に衝撃を与える大作となることは間違いなさそうだ。

なお、配給元の20世紀フォックスは今年7月20日に公開が予定されている同作の最新予告編を披露している。

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