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映画界を乗っ取れ! 「Netflix」が新たに超大物監督を招聘 『ブライト』に続くSF作品をリリースか

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アンストッパブル!


まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。アメリカの大手オンラインストリーミング配信会社「Netflix」が11日、大ヒットSF大作『猿の惑星:聖戦記』や『10 クローバーフィールド・レーン』などを監督したヒットメーカー、マット・リーヴスとプロダクション契約を締結する運びとなった。


多くの新鋭クリエイターを積極的に起用し、これまでにない斬新なオリジナルコンテンツを次々に発表してきた「Netflix」だが、今回手中に収めたのは“ハリウッドの今”を戦う稀代の天才だ。


止まらない“リーヴス・フィーバー”


2008年に『クローバーフィールド/HAKAISHA』で独自の世界観を世に放ったリーヴス監督は、続く『モールス』でも脚光を浴びると、2014年に大ヒットした『猿の惑星:新世紀』のリリースにより“超大物監督”の仲間入りを果たす。さらに昨年公開された『猿の惑星:聖戦記』は全世界で興収5億ドルを記録するメガヒットとなり、現在は新たな『バットマン』シリーズの監督という大役を任されている。


そんなリーヴス監督、および彼の制作会社である「6th & Idaho」が今回「Netflix」と新たな提携契約を結ぶことで、『バットマン』の次回作は同社での新作製作に臨むことになりそうだ。


ハリウッド大物も惚れるNetflix


米『Deadline』のインタビューに応じたリーヴス監督は次のようなコメントを残している。


「Netflixは今、新たな時代を切り開こうと最先端の発想で業界をリードしている。彼らはクリエイターが視聴者へハイレベルな作品を届けられるよう常にブラッシュアップを続けているからね。私は彼らがやっているような、個性的な登場人物を中心に据えたスリリングな新ジャンルを作ることを楽しみにしているし、興奮さえしているよ」


昨年末にはおよそ90億円もの巨費を投じて製作した『ブライト』が大きな話題を呼び、主演にウィル・スミス、監督にはディビッド・エアーを迎えるなど、今やNetflixの規模はハリウッドの大手配給会社に一切の引けをとっていない。


主にSF映画のクオリティに定評のあるリーヴス監督だけに、どのような斬新な作品を同社に提供するのか今後も大きな注目を集めることになりそうだ。

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