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“新たなジェームズ・ボンド”はこの5名に絞られた!? 英メディアが挙げる最有力候補には女性も……

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絶対的存在感を放つ当主

 

しなやかにスーツを纏い、高級アストンマーチンと絶世の美女を手なづける。

 

ダニエル・クレイグが世界に向けて放った哀しみのジェームズ・ボンド像は、当初のブーイングが嘘のように多くの007ファンを魅了し続けてきた。

 

2006年よりスタートした『007 カジノ・ロワイヤル』が全世界で興収6億ドルというメガヒットを記録すると、2012年の『スカイフォール』では11億ドルを超えるシリーズ記録を打ち立て、誰が最もボンドに相応しいのかを存分に示したと言える。

 

だが、当然ながら“ジェームズ・ボンド”という究極の役柄は、常に新陳代謝を繰り返しながら洗練されていき、その時代に合わせた生き方を続けてきた。つまり、さしものダニエル・クレイグであろうとも、その偉大すぎる大役を永久に保持することなど許されないのだ。

 

「クレイグのボンド」はシリーズ25作目となる次作で終了を迎えるとされており、イギリスのブックメーカーやタブロイド紙においては早くも“次のボンド”が誰になるのかといったテーマを盛り上がりの材料としている。

 

英紙『Daily Mail』や『METRO』を含むタブロイドや現地ブックメーカーが「最有力」と謳う新たなジェームズ・ボンド役候補には、次のような面々が挙がっているようだ。


5名の「ボンド候補」たち

 

トム・ハーディ

『インセプション』でその名声を高め、その後も『ダークナイト ライジング』や『マッドマックス 怒りのデスロード』、『ダンケルク』といった話題作に続々と主演してきたこのロンドン出身俳優こそ、次なるアストンマーチンの飼い主となるかもしれない。米Screen Crushも「新たなボンド役と聞けば、彼の名が即座に思い浮かぶ」と太鼓判を押している。

 

 

ルーク・エヴァンス

これまでのキャリアにおいて、ドラキュラや三銃士、ゼウス、さらには悪名高きガストン(美女と野獣にて)までをも演じ切ってきたエヴァンスにとって、ジェームズ・ボンド役など“朝飯前”だろう。ただし、2002年に自身が同性愛者だと告白した事実は、その選考において少なくない影響をもたらすかもしれない。

 

 

エミリー・ブラント

コードネーム007が男でなければならないと、一体誰が断言しただろうか? 彼女は2014年に『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でトム・クルーズを唖然とさせるアクションを披露すると、続く『ボーダーライン』においてもその存在感を惜しげもなく発揮。実際、いくつかの現地メディアもボンドを女性とすることで新たな方向性が開拓されるだろうとの見解を示している。

 

 

トム・ヒドルストン

現時点において、最も新ジェームズ・ボンドに近いとされる俳優であり、多くのタブロイド紙が最有力候補としてヒドルストンの名をヘッドラインに刻印している。『マイティ・ソー』(ロキ役)によってスタートした彼の栄光の物語は、いよいよ英国最強キャラクターへの就任というゴールにたどり着くのだろうか。ダニエル・クレイグともどこか雰囲気が似通っており、保守派にとっては格好のターゲットとなりうるだろう。

 

 

レオナルド・ディカプリオ

今やオスカー俳優となった稀代のエリートがこの大きな役柄を引き受ける可能性は決して高くない。さらに言えば、これまでにジェームズ・ボンドがアメリカ人だったことは一度足りとも無いのだ。だが、複数の英メディアは幾度かディカプリオ就任の可能性を指摘しており、その理由として「世界を股にかけた圧倒的な知名度」を挙げている。もちろん上記の有力候補に比べ、可能性は低いものの、今後の予期せぬ動向を見守るのも楽しみのひとつと言えるかもしれない。

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